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海外旅行研究会 革命情熱島 キューバ旅行
 2020年2月05日(水)〜2月13日()


ハバナ市内革命広場

 


          参加者は8名(会員5名、ゲスト3名)、全員キューバ旅行は初めてです。旅の目的は、4つの世界遺産
          「
ハバナ旧市街」、「シエンフェゴス歴史地区」、「トリニーダ旧市街」、「ロス・インヘニオス渓谷
          を巡ること。
文豪ヘミングウェイ革命の英雄チェ・ゲバラゆかりの土地を訪ねること。社会主義国家の
          現状を見ること。最後にキューバ最大のビーチリゾート、「
バラデロ」を訪ねることです。

          革命(1950年)で最も成功したことは「教育」と「医療」と言われています。教育は大学まで全て無料、
          医療も同様です。キューバは医師を中南米各国に輸出をしている位医療は発達しています。子供の教育費
          や老後の医療費を心配しなくてもよい国キューバ。

          資本主義の先進国日本、貧富の格差がひろがりつつある日本、生活消費物資が不十分でも心豊かに暮らす
          キューバ。ラテン系民族の気質、恵まれた気候、教育や医療の充実、食料の保証、生活に密着した音楽
          など日本とは違う豊かさを感じました。

          革命の英雄
チェ・ゲバラはアルゼンチンの出身で医師。メキシコに亡命中のカストロと運命的な出会い
          をし、革命軍に加わります。
サンタ・クララは親米バチスタ政権を倒すきっかけとなった装甲列車の
          攻撃地がそのまま残され聖地となっています。市内には
チェ・ゲバラの霊廟があり、彼の遺骨(DNA鑑定)
          と戦った仲間の遺骨が納められ訪れる人が絶えません。


          バラデロ
は最大のビーチリゾート、革命前はアメリカの大金持ち、ハリウッドの映画俳優等の別荘地でした。
          
デュポン家アルカポネの別荘もありました。近年はスペイン資本が入り、多くのリゾートホテルが建設
          され、カナダ、スペイン、ロシアからの避寒客で賑わっています。リゾート地のホテルはオールインク
          ルーシブAll Inclusive、滞在中の費用は原則全て含まれる社会主義独特のスタイルです。社会主義国家
          の影の部分よりも光の部分が印象に残る旅でした。世界のどこにも無い国それがキューバでした。

                                                                           海外旅行研究会幹事 清野 進



旅のスナップ
   
サンタ・クララ共産党本部前
チェ・ゲバラ銅像
旧国会議事堂
(現在は博物館)
 
サンタ・クララ
チェ・ゲバラ霊廟
 
世界遺産トリニーダの旧市街 今回の旅行の地図  ヘミングウェイゆかりの港 コマヒル(バックは太西洋)
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